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ニセ科学ツアー_マイナスイオン

 昔々、私がまだ高校生だったころ、みんなでカラオケに行ったとき、友人Aが歌っていたのですが。

「雨上がりのぉ~木立の中ぁ~キラキラァイオンがぁ~あふれてぇ~」(歌詞うろ覚えですスミマセン。「キラキライオン」は確かだと思います)

 聞いていた友人Bと二人で大笑い(友人Aはキョトンとしていましたが)。

二人「ギャヒハハ(←笑い声)イオン?、イオンて!なんやそれ!(←エセ関西弁)」
私 「ああー、きっとあれだよ、カミナリが落ちるとオゾンが発生するじゃん。きっとオゾンとイオン、間違えたんじゃね?」
友人B「森でカミナリって、それ山火事じゃん!つーか、歌の歌詞でオゾンって、ありえねー」
私 「んー、じゃあ酸性雨とか?」
友人B「酸性雨がキラキラ!!」
二人「ギャヒハハ(←笑い声ですよ)」

 ・・・今書いていても赤面ものですが(^-^; まあ未成年(当時)の会話なので大目に見てください。
 当時の私達は負の大気イオンとか、レナード効果とか聞いたこともなかった(結局学校では習いませんでした)ので、水溶液中の陽イオン、陰イオンだけが念頭にありました。結果的に私達の会話は的外れだったのですが、自分達の知識の中で妥当な解釈を試みたところは、ほんのちびっとだけエラいぞ、自分。でもオゾンはないっしょ。

 今にして思うと、あの歌の「イオン」は、マイナスイオンのことだったんでしょうねえ。歌になるくらいだから、ある程度広まっていた頃なんでしょうけれど、私達は知りませんでした。

 閑話休題。

 ニセ科学ツアー第四弾。本日のお題は「マイナスイオン」です。

<初級偏>

 最近とみに初級偏の意味が失われつつあるような気がしますがw めげずに、「マイナスイオン」が科学的にはどんな意味を持つのか、調べてみましょう。(・・・ネガティブな結果だったとは言え、ダイレクトな研究が紹介できたのは血液型性格判断だけだったなあ。まさか血液型性格判断を懐かしく想う日がこようとは)

 さ、気を取り直して。

1.まずは軽くwikipediaから
<引用開始>
「マイナスイオン」は学術用語ではなく、科学的な標準定義も存在しない。「マイナスイオン」の用語は使用者により異なる意味で用いられているのが実態である。
<引用終わり>
 ・・・・まあ,そうだよね。

 このまま「マイナスイオン」で探し続けるのは,砂漠で落とした針を見つけ出すようなもの。他の心当たりを当たってみましょう。

<マイナスイオン←レナード効果?>
 「滝のそばではマイナスイオンが発生する」
 これ,聞いた事がある人は多いんじゃないかと思います。これは「レナード効果」と言って,一応ちゃんとした研究に基づいた知見です。ただ,これは水がミスト状になる時に帯電する現象のことで,今私たちの周りにあるマイナスイオンとはかなりかけ離れています。ただ,日本でマイナスイオンが広まる際には,その印象付けとしてかなり利用されていたように思います。
1.wikipediaの「レナード効果」の記述
2.原論文の翻訳
 wikipediaばっかりでごめんなさい。wikipediaの内容は変わっていきますし,必ずしも正確さが保障されているものではないので,参考程度にお願いします。押さえておくべき事は一つ。「レナード効果の研究は,巷で言われているマイナスイオンの健康効果とは何の関係もない」です。健康効果以外なら,うすーく繋がってはいるかも知れません。

<マイナスイオン=オゾン?>
 一部のマイナスイオン商品では,オゾンの事をマイナスイオンと称して販売しているようです。
 オゾンは別に珍しくも何ともない物質です。古いコピー機を動かした時のムワっとした,なんとも表現しがたい臭いを嗅いだ事がある方,あれがオゾンです(放電の際に発生します。冒頭でネタになっていた雷も,自然の放電現象ですね)。普段吸っている酸素は酸素原子が2つ結合したもの,オゾンは3つ結合したものです。
 速やかに分解される不安定な物質で,強い酸化作用を持っています。
 その酸化作用のため、強い殺菌力,分解力があり,殺菌,脱臭等の用途で使われます。一部上水道の処理でも使われています。
 人体には有毒で,高濃度になると死亡する危険もあります。
1.オゾンの物質特性
2.オゾン利用に関する安全管理基準(すみません,リンクの張りかた分かんないw左の文字列をコピーして,検索するとトップに出てきます。PDFファイルです)
 以上,まとめるとこんな感じですかね。
「オゾンは殺菌,脱臭等の用途で有効に用いられるが,人体にはむしろ有害」

<炭からマイナスイオン?>
 えーと,すみません,これについてはそもそもの元ネタが全く不明。少しでも関連しそうな科学的知見が,全く思い浮かびません。うーん,もしかしたら触媒作用になぞらえてるのかなあ。固体触媒表面の反応は吸着→反応→遊離と進行しますので,ここからアイデアを引っ張ってきたのかも知れませんね。とはいえ,ここで触媒について紹介するのはほとんど無意味なので,省略させて下さい。
 まとめるとこんな感じ。
「意味不明」

 これらを見た私の感想
・レナード効果では,水の微粒子が帯電するところまではオーケーっぽいな。それ以外のもの、世間で言われている「マイナスイオンの健康効果」みたいなものとは、全く関係なさそう。
・世間一般で売られてる商品って、別に水を使ってるものばっかりじゃないよねえ。じゃあ,レナード効果とは無関係?
・オゾン自体は,普通に使われているものなんだなあ。オゾンって言う名前があるのに,なぜマイナスイオンって呼ぶの?芸名みたいなもんですか。
・レナード効果とオゾンって,全く別物だよね。なんで両方ともマイナスイオンなの?
・炭からマイナスイオンって,なに?
・健康に関する根拠が見つけ出せなかった orz...

<中級編>
 批判者側の意見をいくつかご紹介。

1.f_iryo1さんのブログ「うしとみ!」より, NHK「視点・論点」で大阪大学きくちさんがニセ科学について論じたときの発言をテキスト化したものです。
 ここで話されているのはニセ科学全般でして、特にマイナスイオンに特化した内容ではないんですが、科学的な立場から見たときのマイナスイオンがどういう扱いなのか,実感できると思います。

2.kikulogより,マイナスイオン関連エントリの一覧
 効果があるかもしれない事例と,そうでない事例を慎重に切り分けた上で,適切な批判を展開なさっておられます。最初に見た時は衝撃だったなあ。いや,元々マイナスイオンを信じていた訳ではないんですが,それでも大手メーカーに対する幻想は,やっぱりあったんですよ。何かしらは根拠付けがあるに違いない,みたいな。

3.安井至さんのHP「市民のための環境学ガイド」より「高校の先生のために書いたマイナスイオン
 現在の私の認識とはやや乖離する部分もあるのですが,記事の日付が2003年ですから,ただ単に時間の経過によるものかも知れません。網羅的な内容で参考になりますし,2003年当時には既にこういう情報発信がなされていたのだということも含めて,ご紹介します。

 これらを見た私の感想。
・えーと、要するにマイナスイオンって、トルマリンとか、「水からの伝言」とか、ゲルマニウムとか(以下略)そう言ういかにもなシロモノと、同列ってコト?
・ていうか、全く別の物質がヒトくくりにマイナスイオンって・・・
・「何も出なくてもマイナスイオン」ある意味哲学的な・・・
・えーと・・・これって出荷検査とかで、どうやって確かめてるんだろうね。て言うか、開発のときに作られているはずの要求品質表、どんなことが書かれてるんだろう。
・大手メーカーがこれを発売するのって、実は結構(別の意味で)凄いことだったんじゃ?

<上級編>
 ニセ科学批判者とニセ科学擁護者の論争の記録です。
1.市民の為の環境学ガイドより,マイナスイオンを擁護する人からの反論
 中級編でも出てきた安井至さんに寄せられたメールに,安井さんがコメントを付けておられます。メールの送り主は,ニセ科学ツアー_水商売の上級編でのapjさんのお相手と同一人物です(^-^; 論調も良く似ています。当たり前か。

2.同じく市民の為の環境学ガイドよりマイナスイオンで非難された
 どうもやはり,否定された事に対する反発心がどうしても先に立つみたいですね。

 これらを見た私の感想。
・片方の人は認めるべきところは認めて,否定するべきところは否定する。もう一方の人は,相手の意見を全否定。こういう議論のやり方からでも,分かる事はあるなあ。
・批判は根拠が明らかにされているなあ。反論するなら,批判の根拠を潰せるような研究なり知見を示せば良いのに。

<究極編>
 マイナスイオンについては,やっぱり大手メーカーが扇動先導しただけの事はあり,肯定的なサイトが数多く存在します。過去にご紹介したものと比べても,肯定側の比率が高いですね。

1.マイナスイオンの専門サイト「イオントレーディング」よりマイナスイオンとは
 専門サイトって,すごいなあ(^-^; 要するに,マイナスイオン一本で食っていけるだけの市場規模があるって事ですね。
 このページ,今までの中で,最も巧妙に作られているかも知れません。科学のオーソドックスな知見の中に,実にさりげなくマイナスイオンが混ぜられています。「マイナスイオン=ネガティブイオン(陰イオン)」とつなげておいて,「消費者の間ではマイナスイオンの方がなじみ深いので,そう表現しますよ」とやっています。その他,極力嘘にならないように,実に慎重に言葉を選んでいますね。
 これを素で見分けられるようになれば,たいていの情報を正しく判断できるんでしょうけど・・・
 ところで,ゲルマニウムネックレスとかも販売していますが,これもマイナスイオンなんでしょうか。

2.マイナスイオンとは
 ページの表題は同じですが,こちらはまだ分かり易いですね。途中のグラフはなかなか良いです。とある製品によるマイナスイオンの発生量は100個/cc前後(積算で何個になるのか,良く分かりません。多分1秒ごとにモニターの数字を書き留めていったとか,そんなやり方でしょう)
 同じページの下の方を見ていくと,
<引用開始>
滝などは18000個ものマイナスイオンが生まれるという。
<引用終わり>
 なるほど。こちらも積算個数は書かれていませんが,両方とも単位時間辺りの発生量だとすれば,この製品を180個買えば,滝と同じ効果が得られる訳です。

3.マイナスイオンドットコムよりマイナスイオンとは
 こちらは,上記1と2の中間の分かり易さです。でも2番目に近いかな。トップページでは「還元イオン」と書かれていますね。なんだ還元イオンって。研究は着々と進んでいるようです。

4.日本マイナスイオン応用学会のHP
 こちらのページはマイナスイオンに関する詳しい説明が無い(学会員になれば見られるのかな)ので,最初は判別つかなかったのですが,学会長のお名前を拝見して,リンクを決定しましたw (その筋では有名な方,ですね。興味があったら検索してみて下さい)
 こちらのページで見ていただきたいのは
(1)団体の名称に「学会」と入れている事。
(2)「学会案内」のページの中の組織構成員の紹介の肩書きの部分。有名大学の名前が並んでいておお!と思いますが,よく見ると「教授」とか「準教授」だとかの肩書きはなし。要するに,その大学の卒業生と言う事ですね。
(3)それでも,幾人かは現役の大学関係者が名を連ねている事。
(4)学会のホームページなのに,商品紹介している事。

などです。
 えーと,一つ参考情報を。日本で「学会」を名乗る事に特に制限はないそうです。一番有名な例は「と学会」でしょうか。もちろん、国が指定する正式な(と表現して差し支えない)学会もありますが,指定されていなくても名乗るのは自由、と言う事ですね。

 これらを見た私の感想
・なるほど・・・こりゃ信じちゃうよ。と言っても,こういうのを読む前に既にみんな信じてるんだろうな。
・ググった時に,wikipediaと「市民の環境学ガイド」が上にきているのが,せめてもの救いだな。

<ちょっと注釈>
 ニセ科学批判の場所でも時々注意が促されますが、様々なメーカーが発売している様々なマイナスイオン商品、中には効果があってもおかしくないものも混じっているんです。
 静電気でホコリを吸いつけて、空気を綺麗に出来るんじゃないか、とか、髪の毛を除電して、バクハツさせずにまとめられるんじゃないか、とか。
 でもそれって、「マイナスイオン」という用語を金輪際使わずに、従来科学の範疇で充分説明できる現象なんです。

 じゃあなんで、「マイナスイオン」っていう用語を使うの?マイナスイオンって何?「マイナスイオン」って言葉じゃなきゃ表現できない、特別の性質ってなんなの?

 こういう疑問に対する回答は、ないみたい。分野によってはほとんどの製品についているようなモノなのに。

<マイナスイオンを採用した大手メーカーに対して思うこと>

 「視聴率稼ぎのためなら何でもやるマスコミ」と、「票集めのためなら何でもやる政治家」がいるなら、「金儲けのためなら何でもやるメーカー」がいたって、別に不思議でもなんでもないですね(嘲笑)。

 と、まあ、こんな言われかたをした時に、悔し涙を流すメーカーの社長って、今どのくらいいるんでしょう。いて欲しいなあ。「細かいことでグジグジ言いやがって」と怒り狂う社長の姿のほうがリアルに想像できるのは、我ながらちょっと悲しいです。

 マイナスイオンがはやり始めたときに、「マイナスイオンには何の効果もありません。て言うか、言葉自体が意味不明」あるいは「マイナスイオンなんかより、この機能のほうがよっぽど効果があります」とやらずに、こぞってマイナスイオン搭載に走ってしまったのは、とても残念なことでした。
 「マイナスイオン」に盲目的に飛びついた消費者に、もちろん問題はあります。が、企業のモラルは、それとは全く独立のものとして論じることが出来る問題です。自らの行為について、総括できるメーカーが現れて欲しいな、と思います。

<自分に対して思うこと>
 昔マイナスイオン機能つきの扇風機と、何も付いていない扇風機が、両方とも1980円で販売されていました。
 マイナスイオン機能つきの方を買いました。「何も付いていないよりも何か付いていたほうがオトク」くらいの軽い気持ちでした。ペプシのオマケつきの方を買う感覚と同じです。オマケなんて、ほとんどゴミ箱に直行するだけなのに。企業のことを責める前に、自分のすねにキズありすぎです。

 当時の自分の気持ちを振り返ると、別にマイナスイオンを信じてはいなかったと思います。でも疑ってもいなかった。やっぱり世間に広く受け入れられているものなんだから、なにかしらあるんだろう、と思い、特に調べることもありませんでした(興味があったら、むしろ調べていたのかもしれません)。
 信じるから流行る、流行るから信じる。ニワトリとタマゴ。

 思い出すたびに、モヤモヤっとした気持ちになります。
 当時の自分が気付く機会はあったのか、その選択肢はあったのか、気付けるだけの能力はあったのか。
 分かりません。
 分かるのは「今、気付けていて良かった」ということだけです。できれば、最初から自分で気付けるようになりたいですね。

<ニセ科学の流行について>
<文春新書「流言とデマの社会学」廣井脩 著 p.28より引用>
 また,わたし(A)から出た情報が人から人へと伝わるうちふたたびわたしに戻り,更に別の友人へと伝えられるということも,けっこうある。情報の流れは,A→B→C→D→A→Eとなるわけで,最初は半信半疑だったのに他の人からも同じ情報を聞くと,ひょっとしたら本当かもしれないと思ってしまうのである。
<引用終わり>

 上記引用はデマに関する記述ですが,ニセ科学の流行にも同様の作用はありそうに思います。
 一人目から聞いた。そんな馬鹿なこと。
 二人目から聞いた。まだ半信半疑。
 三人目から聞いた。もしかして・・・
 四人目から聞いた。確信に。

 いい加減な噂でも、流通の濃度が臨界を超えたとき、それは「真実」として、爆発的に流布されます。

 マイナスイオンは、臨界を超えてしまったニセ科学、だったのでしょうね。

<クールダウン>
 いつの頃だったか忘れましたが(7~8年前?)、私の家にもマイナスイオンのエアコンが入りました。入りましたって言うか、引っ越したときに据付けであったんですけど(^-^;
 当時はマイナスイオン全盛だったと思います。私も「へー、マイナスイオンか。すげー、どのくらい効果があるんだろう」と、わくわくしながらスイッチオン!
・・・・
・・・・・・くさっっ!! 臭いよマイナスイオン!っつか、オゾンの臭いじゃん!なんで家でくつろいでるときに、コピー機の臭いを嗅がなきゃならんのだっ!!っつか、普通に気持ち悪いし!

 即行でスイッチOFF!

 ところがそのエアコン、スイッチを入れると自動で「マイナスイオン」が噴出するシロモノだったんですねえ。スイッチを入れた後で、マイナスイオンの装置だけOFFにしなければいけません。それどころか、マイナスイオンだけ作動させることも出来る。
 当時どれだけ当たり前の機能になっていたか、分かります。
 多分、空気清浄機能はあったんだろうと思います。でもオゾンの臭いは好き嫌いがあるんだから(って、さすがに好きはないか(^-^; メーカーももうちょっと操作方法を考えて欲しかったなあ。

 む、マイナスイオン発生器からオゾン・・・カラオケでの私の解釈は間違ってなかったのか!(違)

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コメント

ハブハンさん、初めまして。ニセ科学を批判する前に調査・分析が重要と考えている者です。マイナスイオン関連商品の中で最も成功しているマイナスイオンドライヤーをまず取り上げてみましょう。「髪の毛を除電して、バクハツさせずにまとめられるんじゃないか、とか」とはマイナスイオンドライヤーを指していますね。

ハブハンさんは「でもそれって、「マイナスイオン」という用語を金輪際使わずに、従来科学の範疇で充分説明できる現象なんです」と書かれていますが、マイナスイオンドライヤーの愛用者が掲げる「髪がツルツルになる」「ツヤツヤになる」「ストンとまとまる」「しっとりする」「天使の輪ができる」といったさまざまな効果を、除電など従来科学の範疇で説明できるとお考えですか?

マイナスイオンブームにかかわったパナソニックはナノイー、シャープはプラズマクラスターイオンというマイナスイオンの‘進化形’である新技術を編み出しました。ドライヤー、エアコン、空気清浄機、イオン発生器などに新技術を応用し、それらの商品のいくつかは消費者の支持を得ています。ハブハンさんはこうした状況を踏まえたうえで、上記エントリを書かれたのでしょうか?

投稿: SSFS | 2009年2月13日 (金) 00時00分

ハブハンさん、初めまして。
最近ここを知って、今、頭から読み返している所です
。すごく解りやすいですね。説明も丁寧だし、とても参考になりました。
で。細かいことですが。

>「雨上がりのぉ~木立の中ぁ~キラキラァイオンがぁ~あふれてぇ~」(歌詞うろ覚えですスミマセン。

多分、ですが。渡辺美里の「いつかきっと」だと思います。該当箇所を引用します。

 雪どけには 木立の中
 きらきらイオンがあふれて
 汚れた宇宙もやがて息づいてく

さびの部分ですね。参照http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND668/index.html
「イオン」はやはりマイナスイオンが念頭にあるようです。
それはそれとして。渡辺美里ファンの一人として請け負いますが、この歌は結構良い歌ですよ。イオンはともかく。
そういえば、少女マンガですが、川原泉の「レナード現象には理由がある」でも、マイナスイオンとレナード効果を混同(?)している部分がありました。コチラは多分ワザとやってるんだと思いますが。
いろいろ関係ないことまで書いてしまってすいません。愛読させて貰いますので、どうぞお体に気をつけて(なんと勝手な)。

投稿: T-3don | 2009年2月13日 (金) 11時09分

 SSFSさんこんにちは。コメントありがとうございます。

 申し訳ありません,別に隠していた訳ではないのですが,私はkikulogにおける,ナノイーイオンについての長い長いやり取り(http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1161050666#comment_form)を拝見しております。
 このエントリーは,それを勘案した上で挙げたものです。

 結果から言えば私はSSFSさんとは対立する方々の意見を受け入れている訳ですが,その理由は,以下に挙げる事項について,マイナスイオンに関る商品を発売しているメーカーが示す事が先決だ,との意見に全面的に賛同している為です。

1.マイナスイオンの定義
2.髪の毛を初めとする様々な効果が,たしかにマイナスイオンによるものであるとの根拠
3.それが健康に悪影響を与えない事の保障

 SSFSさん。
 トップエントリでも言明しているのですが,私は科学に関しては知識の乏しい人間です。その私にして,マイナスイオンについては信じるに値しないと考えているのです。
 SSFSさんは私と同じく市井の人間だと認識しておりますが,もし本当にマイナスイオンの効果を人々に受け入れさせる事を目的としているのであれば,素人の域を越えて,プロと同じ領域で戦うべきではないかと思います。
 そしてプロと同じ領域で戦うのであれば,科学でメシを食っていく決意をして,今の生活全てをなげうって大学から勉強し直し,自分で研究を進めるべきではないでしょうか(SSFSさんは大卒以上の学歴をお持ちのことと思いますが,研究の専門分野に関する知識や技術を習得するのであればやはり大学からやり直す必要があることは,大学での経験をお持ちであればなおさらご理解いただけると思います)。
 
 体験談があてにならない事については,既に別のエントリ(http://t2sy8u.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-8d92.html)で言及しています。目新しい内容は特にありませんが,もしお時間がありましたら,ご覧いただけると嬉しいです。

>「髪がツルツルになる」「ツヤツヤになる」「ストンとまとまる」「しっとりする」「天使の輪ができる」といったさまざまな効果を、除電など従来科学の範疇で説明できるとお考えですか?

 もしこれらが従来科学で説明できないものであるのならそれこそ,それを評価可能な基準に置き換えて確かな効果を示すことが,「マイナスイオンはニセ科学ではない」と考える人間が踏み出すべき第一歩では無いでしょうか。

 SSFSさんはこれらが従来科学で説明できない,とお考えなのですよね。膨大な蓄積のある従来科学を置き換えようという気概をお持ちなら,一生をかけるくらいの覚悟が必要なのではないかと愚考します。それは,ブログのコメント欄や掲示板で,私のような素人を扇動する事によっては決して達成出来ないものです。
 SSFSさんはまず,素人に対するプロパガンダなどはいっさい投げ打って,プロを納得させる事に全力を尽くすべきです。プロが納得するような内容を以て私たちを説得するのであれば,私はそれをすぐに受け入れると思いますよ。

 あ,あらかじめ言っておきますが,ガリレオやウェゲナーの例を出す必要はありません。彼等はプロとして,プロと渡り合っていました。ちょっときつい言い方をしますがご容赦ください,あなたはただ単に「素人がプロと渡り合ってる気になっている」だけです。

 SSFSさん。私があなたに対して,決して悪感情を抱いていない事をご理解いただけると嬉しいです。
 私はあなたが私よりも豊富な知識と論理的な思考をお持ちである事には疑いを持っていません。だからこそ,あなたがkikulogで他の方から寄せられたコメントを全てうっちゃって,殻に閉じこもっている事をとても残念に思います。

投稿: ハブハン | 2009年2月14日 (土) 00時50分

 T-3donさんこんにちは。コメントありがとうございます。
 お褒めいただいて,すごく嬉しいのですが,ちょっと恥ずかしいですw。もっと短い文章でスパッと書ければ良いのですけど。

>多分、ですが。渡辺美里の「いつかきっと」だと思います。該当箇所を引用します。

 雪どけには 木立の中
 きらきらイオンがあふれて
 汚れた宇宙もやがて息づいてく

 ああ!渡辺美里だったんですか。「きらきらイオン」で検索をかけたら引っかかりました。「キラキライオン」で調べていました(^-^;
 いやでも,気づかなかったのは歌っていたのが男だったせいでもありますw
 歌詞もちょっと間違えていましたね。メロディはすごく綺麗だった印象があります。

 マイナスイオンは悩ましいです。少なくとも私の周りでは,既に事実として受け入れられています。関連商品を発売していた大手メーカーが何か言ってくれれば,また変わってくると思うんですけど(批判がある事はさすがにご存知だと思いますし)。

 また何かお気づきの点がありましたら,ご指摘くださると嬉しいです。
 ニセ科学に関して興味をお持ちでしたら,トップエントリのリンクから私がいつも参考にしているサイトに行けます。私が書くよりも詳細で正確ですので,ぜひ。
 今後もよろしくお願いいたします。

投稿: ハブハン | 2009年2月14日 (土) 01時11分

こんにちは、ハブハンさん。丁寧なお返事ありがとうございます。

>結果から言えば私はSSFSさんとは対立する方々の意見を受け入れている訳ですが,その理由は,以下に挙げる事項について,マイナスイオンに関る商品を発売しているメーカーが示す事が先決だ,との意見に全面的に賛同している為です。

何度も書きましたが、メーカーが示す示さないではなく、「では、あなたはどういう根拠でどう考えるのか」を重要だと考えています。kikulogでのやり取りで分かったことは、投稿者の問題意識や持っている知識のレベルが驚くほど低かったことです。菊池氏は「マイナスイオンがはやっているのは日本だけ」と堂々と嘘をついていますし。

>SSFSさんは私と同じく市井の人間だと認識しておりますが,もし本当にマイナスイオンの効果を人々に受け入れさせる事を目的としているのであれば,素人の域を越えて,プロと同じ領域で戦うべきではないかと思います。

ハブハンさんはたぶん勘違いされているのでしょうが、マイナスイオンについて、kikulogであれ、ほかのニセ科学批判サイトであれ、プロがプロらしく解説をしているところはどこもありません。科学で飯を食っているプロとはいっても、専門分野が違えば素人に毛が生えた程度です。

kikulogでは、ここもお読みになっていますでしょうか。
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1186725289#CID1188316916
「反科学論」において、柴谷篤弘氏は科学者の思い上がりを戒めています。ニセ科学はそれを専門にしている科学者はいません。私も数年前には、いろいろな分野の大勢の科学者がニセ科学に関心を持って、世の中をよい方に導いてくれることを期待していましたが、おそらく菊池氏や天羽氏の問題意識や方法論が大勢の科学者に支持されなかったため、今のような尻すぼみになっているのだと思います。

私がやっているのは、マイナスイオンへの理解を深めてもらうことです。そのための材料(商品、論文、特許など)をネットの世界や書籍、講演会などから集めています。情けないことに、その情報を出している掲示板では、マイナスイオンにはおよそ関心がない連中が暴れているのが現状です。

>体験談があてにならない事については,既に別のエントリ(http://t2sy8u.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-8d92.html)で言及しています。目新しい内容は特にありませんが,もしお時間がありましたら,ご覧いただけると嬉しいです。

その種の体験談と、一般のブログ・掲示板で見かけるドライヤーの体験談をいっしょくたにするのは一種の思考停止でしょう。ナノイーエントリには、その旨を書いています。

>あ,あらかじめ言っておきますが,ガリレオやウェゲナーの例を出す必要はありません。彼等はプロとして,プロと渡り合っていました。ちょっときつい言い方をしますがご容赦ください,あなたはただ単に「素人がプロと渡り合ってる気になっている」だけです。

天羽氏の「科学の世界では新説の提唱者に立証責任がある」という主張がでたらめであることを示すためにも、ウェゲナーの例は重要です。水商売ウォッチングそっちのけで裁判・パワハラに追われる天羽氏や、陰謀論や駄文書きにかまける菊池氏が本物のプロだと思ってはいけません。

日本学術会議はニセ科学、疑似科学を考えるシンポジウムを去年開きましたが、この席に招かれた菊池氏はとりとめのないプレゼンをし、シンポ終了後の宣言にはニセ科学批判一派の主張は盛り込まれませんでした。つまり、アカデミズムのメーンストリームは、ニセ科学批判のことを、ほとんど無視しているわけです。そういう状況であることは、ハブハンさんも理解しておいたほうがいいと思います。

> 私はあなたが私よりも豊富な知識と論理的な思考をお持ちである事には疑いを持っていません。だからこそ,あなたがkikulogで他の方から寄せられたコメントを全てうっちゃって,殻に閉じこもっている事をとても残念に思います。

残念ながら殻に閉じこもっているのは、kikulogなどでおだを上げている連中です。世の中はもっと広いのですよ。偏狭なニセ科学批判史観にはとらわれないほうが身のためです。

それと情報はなるべく公平に扱うことをハブハンさんにはお勧めします。この「ニセ科学ツアー_マイナスイオン」というタイトルは非常に魅力的ですが、内容には明らかな偏りあります。まず、先のコメントに示したように、メジャーな商品群がまったく取り上げられていません。次にkikulogのナノイーエントリとヤフーのマイナスイオン「監視室」も紹介されていません。膨大な情報があるにもかかわらずです。エントリで掲げた程度の情報で物事を判断するのは危険です。

投稿: SSFS | 2009年2月18日 (水) 03時42分

 SSFSさんこんにちは。
 私のいささか感情的なコメントを冷静に受け止めて下さって、嬉しいです。
 もしかしたらご不快にさせてしまったのではないかと、ちょっとドキドキしていました。(^-^;

 まず、いただいたコメント全体に対して、書かせてください。

 私が様々なところから読み取った限りでは、マイナスイオン関連商品に対する批判の根幹は、「効果がないこと」でも「科学的な解明が行われていないこと」でもなく、「科学的な解明が進んでいない(効果の有無といったレベルですら客観的なデータがない)状態であるにも拘らず商品化し、大々的に販売していること」に向けられています。
 付け加えるなら「マイナスイオンという定義すらはっきりしない言葉を売れるからという理由で乱用していること」も挙げられるでしょうか。

 本エントリでも書きましたが、マイナスイオンドライヤにはもしかしたら効果があるのかもしれませんね。
 でももし、将来的にマイナスイオンの定義が明確に定められ、効果が実証される日が来たとしても、現在行われている批判活動の正当性・妥当性はいささかも損なわれるものではありません。「最初からちゃんとやっておけば良かったのに」って言うだけですね。

 SSFSさんは、「マイナスイオンに対する批判では、マイナスイオンの実際の効果の有無は問題にしていない(少なくとも根幹にはない)」ということについては、ご同意いただけていますか?

 個別の返答はコメントを分けます(^-^;
<続く>

投稿: ハブハン | 2009年2月18日 (水) 20時12分

<続きです>
 すみません,あまりに長いので(^-^; 引用は一部省略して表記させていただきます。分かりづらくなってしまいますが,ご容赦ください。

>何度も書きましたが、メーカーが示す示さないではなく、「では、あなたはどういう根拠でどう考えるのか」を重要だと考えています。(後略)

 「マイナスイオンの効果について、科学的に、どういう根拠でどう考えるのか」という意味でよろしいでしょうか?
 であれば、私はそれについて考えることは出来ません。私は科学者ではありませんし、科学的知識についても高校卒業程度のレベルでしかないからです。kikulogのレベルが低いなら、私なんかどうなっちゃうんでしょう(^-^;
 ただ、自分で科学的な考察を進めることは出来なくても、研究者の研究成果を見て判断することは可能ですよね。その研究のプロセスの妥当性まで判断できるかどうかは微妙ですが、少なくとも査読付きの雑誌に載った学術論文であれば、素人がプロセスを判断しなくても、レベルは保証されていると期待できます。
 で、そのような研究はない、というのが私の認識なんですが、どうでしょうか(あるのかな?)。あ、もちろんネガティブイオンでも陰イオンでも負イオンでもなく、マイナスイオンとして、ですよ。
 そして、ちゃんとした研究がないにも関わらず商品が大量に販売されていることが問題、というのは前コメで書いたとおりです。

>ハブハンさんはたぶん勘違いされているのでしょうが、マイナスイオンについて、kikulogであれ、ほかのニセ科学批判サイトであれ、プロがプロらしく解説をしているところはどこもありません。

 つまり、プロのプロらしい解説は、批判サイトに限らずどこにもない、ということですよね?であれば、特に勘違いはないと思います。
 先日の私のコメントの主意は「プロのプロらしい解説を、あなたがなさるべきではありませんか?」です。
 そしてプロのプロらしい(肯定的な)解説がないにも関わらず、商品が大量に販売されていることが問題、というのも前コメに書いたとおりです。
 えーと、一応確認ですが、「プロらしい」というのは「研究に裏打ちされた」という意味でいいですよね?

>(前略)私も数年前には、いろいろな分野の大勢の科学者がニセ科学に関心を持って、世の中をよい方に導いてくれることを期待していましたが、おそらく菊池氏や天羽氏の問題意識や方法論が大勢の科学者に支持されなかったため、今のような尻すぼみになっているのだと思います。

 すみません、ちょっと本筋ではないところで絡ませてください(^-^;
 これ、私がブログを立ち上げたきっかけとも関連するんですが、「ニセ科学批判の評判が悪い」「尻すぼみになっている」というのは事実なんでしょうか。
 だとしたらショックです。とても重要な取り組みなのに。
 私はむしろ、ニセ科学批判が社会に広く認知されてきたために(当然発生するであろう)反発や圧力が強くなる面はあるのだろうと思っていました。
 もし「評判が悪い」「尻すぼみ」というのが世間一般の共通認識であるのなら、ますます私のようなマジョリティが積極的に支持を表明していかないといけないですね。
 もしよろしければSSFSさんが「尻すぼみ」と感じた契機というか、事件というか、何かありましたらご紹介いただけませんか?私は今のところ実感できていないので・・・

>私がやっているのは、マイナスイオンへの理解を深めてもらうことです。(後略)

 ご主旨の部分は良く分かります。で、理解を深めた結果、みんなが批判に傾いた、というのが私の認識なのですが、そこに食い違いがあるかもしれませんね(^-^;

 SSFSさんのご主張が純粋に「マイナスイオンの評判のよい部分については、今後研究する価値があるのでは」というだけのものなら、賛同するかどうかは別にして、そういう意見が有っても全く構わないし、批判されるようなものでもないと思うのですが、SSFSさんはそれ以上のことを主張し、他人に要求しているように見えるのです。
 もしこれが誤解なら、おそらく多くの人が同様の誤解をしていると思います。もうちょっと表現方法を工夫する必要があるのではないでしょうか。
 あるいは「理解を深めてもらう」部分について、もっと別の野望をお持ちですか?

>>体験談があてにならない事については,既に別のエントリ(http://t2sy8u.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-8d92.html)で言及しています。

>その種の体験談と、一般のブログ・掲示板で見かけるドライヤーの体験談をいっしょくたにするのは一種の思考停止でしょう。ナノイーエントリには、その旨を書いています。

 確かに私のエントリの内容はちょっと毛色が違っているかもしれません。失礼しました。
 私が拝見した範囲では判別できなかったのですが、SSFSさんは「体験談は調査や研究を始めるきっかけにはなりうるが、効果を証明するデータにはならない」という点にはご同意いただけていますか?
 ここは多分ご同意いただいているだろうと思うのですが、そうするとやっぱり、一つ上の疑問に繋がります。つまり「理解を深めてもらう」以上の思いを感じてしまうのです。

>>あ,あらかじめ言っておきますが,ガリレオやウェゲナーの例を出す必要はありません。彼等はプロとして,プロと渡り合っていました。ちょっときつい言い方をしますがご容赦ください,あなたはただ単に「素人がプロと渡り合ってる気になっている」だけです。

>天羽氏の「科学の世界では新説の提唱者に立証責任がある」という主張がでたらめであることを示すためにも、ウェゲナーの例は重要です。水商売ウォッチングそっちのけで裁判・パワハラに追われる天羽氏や、陰謀論や駄文書きにかまける菊池氏が本物のプロだと思ってはいけません。

 すみません、TPOによって表現を選んでいただけると嬉しいです。私への批判ならともかく、ご本人がいらっしゃらない場所での批判は第三者向けのものになりますので、事実と個人の意見とが明確に区別できるようになさっていただけませんか。「でたらめ」「そっちのけ」「駄文」「かまける」等の表現は、SSFSさんの文章の中で、どうしても外せないモノですか?
 批判に説得力を持たせたいと考えておられるなら、とても勿体無いやり方だと思います。
 もし先日の私のコメントがSSFSさんの攻撃的な表現を引き出しているのだとしたら、それは全く本意ではありませんので、当該の段落のみ撤回させてください。申し訳ありませんでした。

>日本学術会議はニセ科学、疑似科学を考えるシンポジウムを去年開きましたが、この席に招かれた菊池氏はとりとめのないプレゼンをし、シンポ終了後の宣言にはニセ科学批判一派の主張は盛り込まれませんでした。つまり、アカデミズムのメーンストリームは、ニセ科学批判のことを、ほとんど無視しているわけです。(後略)

 ニセ科学批判の重要性は、個人の資質によって増減するものではありません。もし本当に、きくちさんがとりとめのないプレゼンをしたという理由で、盛り込む予定だった文章を削除したのだとしたら、日本学術会議の見識の浅さを残念に思います。
 もっとも、私としては最初から盛り込む予定はなかったのだろうと想像しますが。

 現状ニセ科学批判はボランティア(無料奉仕)ですので、そもそもメーンストリームにはなりえないでしょう。ただ、今後科学者の社会的な責任を考えていく上でその重要性が認識され、何らかの見返りが得られるような仕組みが整えられていくといいなあ、と思っています。
 でも、もしそうなったとしても、傍流であることは変わらないでしょう。
 あ、もしかしてこの学術会議云々が「尻すぼみ」と感じられた、という事でしょうか?

>>(前略)あなたがkikulogで他の方から寄せられたコメントを全てうっちゃって,殻に閉じこもっている事をとても残念に思います。

>残念ながら殻に閉じこもっているのは、kikulogなどでおだを上げている連中です。世の中はもっと広いのですよ。偏狭なニセ科学批判史観にはとらわれないほうが身のためです。

 どちらの捉え方が正しいのかを突き詰めるつもりはありませんので、この話はこれで終わりにさせてください。

>それと情報はなるべく公平に扱うことをハブハンさんにはお勧めします。(中略)
 エントリで掲げた程度の情報で物事を判断するのは危険です。

 そうですね、看板倒れになってしまっている面があるとしたら、私の力不足です。また、基本的には全てを網羅することは考えておりません。あくまでサンプルとしての提示なので。その意味では、あまりに情報量の多すぎるところも、ちょっと・・・と思ってしまいます。
 「マイナスイオン」側の情報については、個別の商品ではなくマイナスイオンそのものについて科学的な説明を最大限試みている(と見える)場所を選んでリンクしています。選択基準が違いますので、SSFSさんのご期待には添えないかもしれません。ごめんなさい。

 ご紹介いただいた範囲については再度確認して、やっぱり必要だと感じたら、追記の形で加えようと思います。ご指摘ありがとうございました。

投稿: ハブハン | 2009年2月18日 (水) 21時06分

丁寧なご回答ありがとうございます。

>でももし、将来的にマイナスイオンの定義が明確に定められ、効果が実証される日が来たとしても、現在行われている批判活動の正当性・妥当性はいささかも損なわれるものではありません。「最初からちゃんとやっておけば良かったのに」って言うだけですね。

現在行われている批判活動って、抽象論ばかりで中身がからっぽの批判もどきのことでしょうか。それならほとんど無意味です。もとから、正当性も妥当性もありません。

>SSFSさんは、「マイナスイオンに対する批判では、マイナスイオンの実際の効果の有無は問題にしていない(少なくとも根幹にはない)」ということについては、ご同意いただけていますか?

マイナスイオンの実際の効果の有無を問題にしない批判なんて、単なる机上の空論じゃありませんか。せめてネット上にある情報を収集・整理・分析すればもっとマシな議論になるでしょうが、ニセ科学批判者たちは、そうした地道な基本動作をせず、頭ごなしの批判・非難を繰り返しています。マイナスイオンに限らず、ニセ科学批判者の批判活動は何の成果も上げていませんよ。

成果というのは、例えばマイナスイオンでいえば、(1)マイナスイオンを定義する(2)マイナスイオンの効果を検証する(3)マイナスイオン関連商品を調査する――などを通して、巷間伝えられていることの真偽を明らかにすることです。しかし、ニセ科学批判者がこれまで行ったのは、斜め上から目線で知ったような口を利くことだけでした。だから彼らは間違いをしでかします。間違いを糊塗するためのウソもつきます。

>で、そのような研究はない、というのが私の認識なんですが、どうでしょうか(あるのかな?)。あ、もちろんネガティブイオンでも陰イオンでも負イオンでもなく、マイナスイオンとして、ですよ。

科学に立脚する研究はいくらでもあります。ニセ科学批判者が取り上げていないだけ。論文の存在を無視して、存在しないように吹聴するのは卑怯なやり方ですよ。

>そして、ちゃんとした研究がないにも関わらず商品が大量に販売されていることが問題、というのは前コメで書いたとおりです。

「ちゃんとした研究がない」商品なんて、世の中にたくさんありますよ。なぜマイナスイオンだけ、急にハードルを高くするのか分かりません。しかも一定レベルの研究成果はあるのに、前述の通り、ニセ科学批判者が無視しているのが現状です。

>えーと、一応確認ですが、「プロらしい」というのは「研究に裏打ちされた」という意味でいいですよね?

「プロらしい」というのは、まず巷間伝えられていることの資料を中立的な立場で集め、関連する国内外の文献などを客観的にチェックして、科学的な知見に基づいて新規性や有用性を判断することです。自分で実験して確かめればベスト。いまはそのようなことがまったく行われていません。だからダメなんです。

>もしよろしければSSFSさんが「尻すぼみ」と感じた契機というか、事件というか、何かありましたらご紹介いただけませんか?私は今のところ実感できていないので・・・

先に書いた学術会議シンポは大きな事件でした。去年11月のJSTシンポでは、学術会議で科学技術コミュニケーションを担当する毛利衛・日本科学未来館長が「疑似科学って悪いものですか?」と行き過ぎた疑似科学批判にクギを指しています(「マイナスイオン」監視室No.2027)。非常に意外でしたが、学術会議の底流なのかもしれません。

ニセ科学批判は2006年3月の日本物理学会ニセ科学シンポで世の中の注目を集めましたが、いま現在でその趣旨に賛同して積極的に活動する科学者・研究者は10人もいないでしょう。「科学を装うが科学ではない」ニセ科学は批判されるべきですが、地道な調査分析を怠る菊池氏らのやり方は容認できません。アカデミズムはその辺の事情が分かっていると考えます。

>ご主旨の部分は良く分かります。で、理解を深めた結果、みんなが批判に傾いた、というのが私の認識なのですが、そこに食い違いがあるかもしれませんね(^-^;

菊池氏は「マイナスイオンに効果があってもニセ科学」と無茶苦茶なことを平気で唱えています。彼らは科学のプロセスを踏まずに「疑問→批判」に短絡するのが通例です。批判したいから批判するようにしか見えません。

>もしこれが誤解なら、おそらく多くの人が同様の誤解をしていると思います。もうちょっと表現方法を工夫する必要があるのではないでしょうか。

ご案内かと思いますが、kikulogの初期段階では慎重な物言いをしています。菊池氏らの取り組みがあまりに杜撰なので、対抗上こちらも先鋭化していきました。態度を改めるべきなのは菊池氏らのほうですよ。

>すみません、TPOによって表現を選んでいただけると嬉しいです。私への批判ならともかく、ご本人がいらっしゃらない場所での批判は第三者向けのものになりますので、事実と個人の意見とが明確に区別できるようになさっていただけませんか。「でたらめ」「そっちのけ」「駄文」「かまける」等の表現は、SSFSさんの文章の中で、どうしても外せないモノですか?

大学の教授、准教授ということで、世間は彼らの言をついつい信用してしまいます。実際はそうではないので、どうしても言葉はきつくなります。「でたらめ」等の根拠となる事実を知りたいということであれば、改めていくらでも書きますよ。

>ニセ科学批判の重要性は、個人の資質によって増減するものではありません。もし本当に、きくちさんがとりとめのないプレゼンをしたという理由で、盛り込む予定だった文章を削除したのだとしたら、日本学術会議の見識の浅さを残念に思います。

個人の資質は重要です。勇将の元に弱卒なし。逆に、ダメなリーダーが率いるグループはやっぱりダメ。学術会議の見識は立派ですよ。それが間違って見えるとすれば、残念ながらハブハンさんが彼らの思想に毒されているということです。とりとめのないプレゼンは、「マイナスイオン」監視室のNo.1136に置いています。ステートメントの格調の高さと対比してみるといいです。

>現状ニセ科学批判はボランティア(無料奉仕)ですので、そもそもメーンストリームにはなりえないでしょう。ただ、今後科学者の社会的な責任を考えていく上でその重要性が認識され、何らかの見返りが得られるような仕組みが整えられていくといいなあ、と思っています。

ボランティアを隠れ蓑にして、いい加減な言説を振りまくのは罪ですよ。見返りうんぬんとは無関係です。

とにかく、これだけマイナスイオン関連商品が増えていながら、ニセ科学批判者はそれに向き合おうとせず、ピントはずれの発言を続けています。マイナスイオンについてまとまったエントリを見たのは本当に久しぶりなので、長いコメントをつける気になりました。ハブハンさんが今後、ニセ科学批判者の言説に惑わされず、情報を適切に取捨選択し、客観的な判断をされることを期待します。

投稿: SSFS | 2009年2月28日 (土) 01時51分

 SSFSさん,コメントありがとうございます。
 お返事も書いたのですが,えーと・・・コメントの最後を拝見すると,もう終わりっぽいですかね(^-^;
 無理にお引き止めしてもなんなので載せるのはやめておきますが,一点だけ,もしよろしければ追加でコメントいただけると嬉しいです(もちろん、無視してくださってもかまいません)。

>科学に立脚する研究はいくらでもあります。ニセ科学批判者が取り上げていないだけ。論文の存在を無視して、存在しないように吹聴するのは卑怯なやり方ですよ。

 この点について,もしよろしければこちらでご紹介ください。以下の条件を満足していれば,少なくとも私は認識を改めますので。

条件1-1.権威ある査読付き学術誌に論文として掲載されたことがある
条件1-2.「マイナスイオン」または「minus ion」の用語が定義され,使用されている
条件1-3.世間に流布されているマイナスイオンの効果に対し肯定的な結論が得られている

 1-1の「権威ある」はやや恣意的で,後だしジャンケンになってしまいそうですが,まあ,素人相手ですのでご容赦ください(^-^; 中身をきちんと読んで妥当性を判断できるなら要らない条件ですが,私にとっては形式も重要,と言う事です。
 例えば「マイナスイオン学会」の専門誌に掲載された論文だったりすると,やっぱり評価は低くなります(^-^;
 1-3は,SSFSさんは髪の方が重要でしょうけれど,私としては「健康効果」に関する論文があればご紹介いただきたいです。

 以上です。
 さて,SSFSさん,長いコメントにつきあってくださって,ありがとうございました。

 私,こういうやり取りは初めてなモノで,論点を拡散させてしまって申し訳ないです。根気づよくおつきあいくださって,嬉しかったです。
 論点を絞り込んで仕切り直そうかとも思ったのですが,また拡散させてしまいそうだし(^-^; 大変勉強になっておりましたのでそのまま続けさせていただきました。お手間をおかけしました。

 情報の適切な選択や客観的な判断はまだまだ修行中ですので(^-^; また気づいた点等ございましたら,ご指摘いただければ幸いです。

投稿: ハブハン | 2009年2月28日 (土) 19時10分

>条件1-1.権威ある査読付き学術誌に論文として掲載されたことがある

ハブハンさんは「マイナスイオン」監視室を味読しましたか? ニセ科学批判活動に加わろうとするなら、必ず読んでください。膨大な情報が埋め込まれていますので。マイナスイオンに関連する査読付き論文はNo.448、No.659、No.687、No.1313、No.2065、No.2214などで取り上げています。

PubMedサイトで「negative air ion」をキーワードに検索すると、それ以外に首都大学東京グループの論文も引っかかります。
http://www.springerlink.com/content/6180840462q35488/fulltext.pdf

ニセ科学批判者はこうした論文を自力で探そうともせず、提示しても無視するのが通例です。彼らは頭ごなしに批判・非難したいのであって、調べたり読んだりする行為をそもそも嫌っています。プロの科学者が率先しているから情けないです。

>条件1-2.「マイナスイオン」または「minus ion」の用語が定義され,使用されている

上記はニセ科学批判者がマイナスイオンの定義づけから逃げるためによく用いるレトリックです。大気負イオンだろうと、空気負イオンだろうと、negative air ionだろうと、 negatively charged ionだろうと、意味するところが俗に言うマイナスイオンであれば、広義の「マイナスイオン」として扱って差し支えないと考えます。

逆に、「negative air ionとマイナスイオンは関係ない」という主張があるならば、それは「baseballと野球は関係ない」と同じくらい無意味です。

広義の「マイナスイオン」には、パナソニックが言うナノイーイオン、シャープが言うプラズマクラスターイオンなどが含まれます。パナソニックは大きさが2nm以下程度の帯電微粒子水を狭義の「マイナスイオン」と区別しています。

定義の問題が悩ましいのは確かですが、関心をもつ人間が考えを出し合って議論すればよいのです。「マイナスイオンは科学的に定義されていない」とふんぞり返って他人事のように言うコメントは非生産的です。

また、査読付き論文にとらわれるより、情報を幅広く集めて検討することも大切です。グーグルスカラーで「マイナスイオン」をキーワードに検索すると、300件以上の学術文献が見つかります。これらの多くは、真面目に研究された結果なので、チェックするといいでしょう。

>条件1-3.世間に流布されているマイナスイオンの効果に対し肯定的な結論が得られている

ご自分でぜひ論文を読み込んで判断してください。プロの科学者がやらないのですから、仕方ありません。基本的に私は髪への効果しか興味がないので、健康効果には踏み込まないことにしています。関心があれば、自力で調べてみましょう。

投稿: SSFS | 2009年3月 2日 (月) 02時14分

 うーん,困ったなあ(^-^;

>マイナスイオンに関連する査読付き論文はNo.448、No.659、No.687、No.1313、No.2065、No.2214などで取り上げています。

PubMedサイトで「negative air ion」をキーワードに検索すると、それ以外に首都大学東京グループの論文も引っかかります。
http://www.springerlink.com/content/6180840462q35488/fulltext.pdf

 これが,SSFSさんが提示できる情報の中で,最もクリティカルなものと思っていいんですか?

投稿: ハブハン | 2009年3月 2日 (月) 21時18分

> これが,SSFSさんが提示できる情報の中で,最もクリティカルなものと思っていいんですか?

発言の意味が分かりません。少なくとも手間をかけて調べたものに対する言葉ではないと思います。

単独の論文は査読をパスしたとしても、当該分野のごくわずかしかカバーしていないので、私はさほど重視していません。理解を深めるには、気の利いた総説のほうが価値が高いといえます。マイナスイオンに関する特集を最近になって見つけました。
http://www.jstage.jst.go.jp/browse/jar/18/1/_contents/-char/ja/

そこにある総説をながめてみると参考になりますよ。ただし如何せん、6年前のものです。この学会が2009年版の第2弾特集をやってくれるといいのですが…。

投稿: SSFS | 2009年3月 5日 (木) 00時04分

SSFSさん,こんにちは。

>発言の意味が分かりません。少なくとも手間をかけて調べたものに対する言葉ではないと思います。

 ん? そのままの意味ですよ?
 ご提示いただいた資料が「マイナスイオン」の正当性を示す、現在最も有力な学術論文である(これ以上有力な資料はない/見つかっていない)と捉えて良いのかどうか、該当の情報を拝見しただけでは判断できずに困ってしまったのでお聞きしたかったのですが・・・
 もしかして私、なにか変な書き方をしちゃいました? もしご不快に思われたのなら、ごめんなさい。
 お手間をかけていただいたことには、もちろん感謝しています。

 この情報が最もクリティカルと考えていい、という事ですよね。

 ご紹介ありがとうございました。
 終わりと言いつつ引っ張ってしまって、申し訳ありませんでした(^-^;

投稿: ハブハン | 2009年3月 5日 (木) 21時46分

ハブハンさんは<初級編>でウィキペディアを取り上げていますが、マイナスイオンのエントリは客観性に乏しく、いわゆるウィキ精神を逸脱したものです。正確さにも欠けるので、あそこの文章を真に受けてマイナスイオンの「常識」を形成していくことはお勧めしません。

マイナスイオンのエントリで見るべきものは「ノート」です。マイナスイオンに関する主張の衝突が見られるからです。わりと最近ではQubさんがエントリの正常化に尽力されていましたが、偏見に満ちた利用者の抵抗にあってギブアップしてしまったようです。

その模様はリアルタイムでウォッチしていましたが、それ以前に同じようなことがあったのを、つい先週知りました。2004年12月以前の過去ログを読んでみてください。
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88:%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3&oldid=2122154

論文を出せ出せとうるさい利用者に対して、医師を名乗るNarutoさんは、せいいっぱいの努力をしていますが、マイナスイオンに批判的な利用者は聞く耳を持ちません。マイナスイオンの論文や定義に関する私の考えはNarutoさんとほぼ同じです。

理解できないのは、批判者は自分たちでは論文探しをしていないのに、とっても偉そうです。なんでそんなに居丈高なのでしょうか? Narutoさんもマイナスイオンに疑問に抱きつつ、あれこれ調べていますが、いちいちケチをつけられて可哀想です。

一連の議論から4年以上がすぎ、マイナスイオン関連商品は点数が増え、ますます売れています。こんなことになるなんて、当時の人たちはだれも予想していなかったでしょうね。

投稿: SSFS | 2009年3月 7日 (土) 01時42分

SSFSさん,コメントありがとうございます。

>ハブハンさんは<初級編>でウィキペディアを取り上げていますが、マイナスイオンのエントリは客観性に乏しく、いわゆるウィキ精神を逸脱したものです。正確さにも欠けるので、あそこの文章を真に受けてマイナスイオンの「常識」を形成していくことはお勧めしません。

 マイナスイオンに限らず,ウィキペディアの厳密性には限界がありますね。これはウィキペディアのシステムそのものの限界ですが,限界を知りつつそういうシステムを導入しているのは運営側のポリシーでもあります。
 実際のところ,ウィキペディアが正確さをある程度犠牲にして,別のメリットを追求しているからこそ,「マイナスイオン」がその中で一項目を得られているという側面もありそうですね。

>マイナスイオンのエントリで見るべきものは「ノート」です。マイナスイオンに関する主張の衝突が見られるからです。
(中略)
>論文を出せ出せとうるさい利用者に対して、医師を名乗るNarutoさんは、せいいっぱいの努力をしていますが、マイナスイオンに批判的な利用者は聞く耳を持ちません。マイナスイオンの論文や定義に関する私の考えはNarutoさんとほぼ同じです。

 結果によらず,議論が活発に行われるのは良いことですね。主張に対して根拠が求められるのはごく当然のことです。Narutoさんは「マイナスイオンは科学である」という主張ではないと弁明なさっておられるので,多分ただの表現の問題だったのでしょうね。科学でないのなら,もちろん論文などは不要ですね(*-*;

>理解できないのは、批判者は自分たちでは論文探しをしていないのに、とっても偉そうです。なんでそんなに居丈高なのでしょうか? Narutoさんもマイナスイオンに疑問に抱きつつ、あれこれ調べていますが、いちいちケチをつけられて可哀想です。

 「マイナスイオンに疑問に抱きつつ、あれこれ調べています」という状態だったのであれば,ウィキペディアの編集に加わるのはちょっと早すぎたのかもしれませんね。そう言う人が増えてしまうと正確さがますます失われてしまうので,自重して欲しいです。
 もっとも私には情報の取捨選択,表現,及び科学哲学的な言葉の解釈の議論に見えましたが。

>一連の議論から4年以上がすぎ、マイナスイオン関連商品は点数が増え、ますます売れています。こんなことになるなんて、当時の人たちはだれも予想していなかったでしょうね。

 普通に予想していたと思いますよ。廃れていく一方だろうと予想していたら,誰も批判などしない(もしくは批判をもっと重要なものに振り向ける)わけで。「だれも期待していなかった」という意味で仰っているなら,それはその通りだと思います。

投稿: ハブハン | 2009年3月 7日 (土) 21時18分

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