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リスク

 連日福島第一原発のニュースが流れない日は無いんですが、いくつかメモがわりにリンク&引用。

<リンク1:原発反対デモを伝えるニュース>

asahi.com(朝日新聞社):震災3カ月、各地で脱原発デモ 福島・新宿・フランス… - 社会.

 東日本大震災から3カ月の11日、「脱原発」を訴えるデモやイベントが全国各地で開かれた。

 東京・新宿では、インターネットでの呼びかけなどで集まった多くの人たちが午後3時すぎから行進。ロックやちんどん屋の生演奏を先頭に、休日の繁華街を約3キロ歩いた。主催者によると約2万人が参加したという。

(中略)

 この日の行動は、福島第一原発の事故が起きてから東京都内でデモを主催していた環境保護団体「グリーンピース」やリサイクルショップ「素人の乱」の関係者らが話し合い、「6・11脱原発100万人アクション」と題して世界各国にも呼びかけて実施した。

     ◇

 世界有数の原発大国フランス・パリや豪メルボルン、香港、台北などでもこの日、集会やデモがあった。

 パリでは、中心部の市庁舎前に数千人が集まり、脱原発を訴える日本の人々との連帯を表明。脱原発の方針を打ち出したヨーロッパエコロジー・緑の党をはじめ、原発を推進する姿勢を崩さないサルコジ政権と対立する野党各党の議員らが次々に演説した。

 主催したNGOメンバーのシャルロット・ミジョンさんは「各国は原発の安全性検査を実施すると言うが、原発を続けるための言い訳に使われかねない」と指摘した。



<リンク2:4月18日時点での原発賛否を問う世論調査についてのニュース>

原発「増やす」「現状程度」で56% 朝日世論調査は意外な結果? : J-CASTニュース.

  福島第1原子力発電所の事故処理が長期化し、国民はいらだちを募らせている。主要紙の世論調査では、政府の対応に不満が高まっている様子が浮き彫りとなった。

   一方で、これほど大規模な原発事故にもかかわらず「原発やむを得ず」と考える人が一定数いることも明らかになった。

(中略)

   福島第1原発の事故の深刻化で、国の原発政策そのものに疑問の声が高まっている。朝日新聞が4月18日に掲載した世論調査結果では、他の原発で大きな事故が起きる不安について、「大いに感じる」「ある程度感じる」を合わせると88%に上った。さらに原子力発電を今後どうすればよいか、との問いには「減らす方がよい」「やめるべきだ」との意見を合わせると41%で、前回の07年調査の28%を大幅に上回った。

 07年調査では、「日本は電力の3割を原子力発電でまかなっています」と説明して質問しているという。その際、原発を「増やす」「現状程度」との回答は合わせて66%だった。福島第1の事故を受けた今回の調査では56%。10%減ったとはいえ、事故への不安を抱きつつも現状維持を容認する声が今も半数を超えていることになる。

毎日調査では「やむを得ない」が40%

 毎日新聞も4月16、17日に世論調査を実施した。「原子力発電に頼る日本のエネルギー政策」についての質問では、「原発は減らすべきだ」「すべて廃止すべきだ」を合わせると54%となったが、「やむを得ない」との回答も40%と、決して少なくない割合だ。

 

ネットでは朝日、毎日の結果が「意外」と映った人が多いようだ。ツイッターを見ると「すごい違和感」「『増やす』と『現状維持』を合わせて過半数を超えているのに驚いた」といった意見が見られる半面、「削減廃止した後どうするのか?も考えんといかんよね。電気の使い方も含めて」と促す声もあった。

<リンク3:5月末時点での、 原発賛否を問う世論調査についてのニュース>

原発反対、日独中韓で増 日本は初めて多数に 世論調査

 東京電力福島第一原発の事故を受け、朝日新聞社は今月、日米仏ロ韓独中の7カ国で世論調査を実施、事故への見方や原発に関する意識を探った。原子力発電の利用について、賛成が反対より多いのは米国とフランス。韓国と中国では拮抗(きっこう)し、ドイツ、ロシア、日本では反対が多数を占めた。日本は、事故後3回目の調査で初めて反対が賛成を上回った。

 対象国は、世界の主要原発国と、建設中の原発が最も多い中国を選んだ。

 原発の利用で、米国は賛成55%、反対31%、フランスは51%、44%と賛成多数になった。これに対し、ロシアは賛成36%、反対52%、日本は34%、42%。「脱原発」を進めるドイツは、反対81%が賛成19%を大きく引き離している。

 日本は、4月16、17日の調査で賛成50%、反対32%だったが、今月14、15日の前回調査で賛成43%、反対36%と差が縮まり、今回初めて逆転した。


<リンク4:ウィキペディアでまとめられている事故発生ー対処の経緯まとめ>

福島第一原子力発電所事故



<現時点での感想というかなんというか>

 原発事故を巡っては「想定外」というキーワードが頻繁に出てきますが、一連の世論の流れは、今回の事故の規模や深刻さが、一般の人にとっての「想定外」だったってコトかなあ、と思います。

「マグニチュード9の地震や高さ10メートルを越える津波によって、よもや原発の全電源が喪失するとは思わなかった」
「電源が喪失することによって、よもや水素爆発やメルトダウンや放射性物質の漏出が起こるとは思わなかった」
「それらがこんなに長期間にわたって収束しない事態になるとは思わなかった」

 原発のリスクって、もともと他のリスクに比べて「見えやすい」ものだったと思うけど、それでも見えていなかった部分がいっぱい見えてきた、ということでしょう。

 私自身は今回の事故をどう評価し、自分の考えにどう反映させるべきか、まだまとめられていないんですが、原発政策がどうなっていくにしろ、その帰結が新たな想定外に結びつかない程度には、しっかり考えておきたいと思います。
 たぶん「原発推進・維持」の先にも、「脱原発・原発廃止」の先にも、私には見えていないリスクがいろいろあるでしょうから。

 リスクを避けようとしてもっと大きなリスクに飛び込んじゃわないように、むずかしいけど、考え続けるしかないですよね。

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