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「ザ!世界仰天ニュース」でスティーブ・ジョブズの特集をやっていた

 仕事から帰ってテレビをつけたら、日テレのザ!世界仰天ニュースでスティーブ・ジョブズの特集をやっていました。

 私はアップルフリークってわけではないんですが(と、思うんですが(^-^; mac miniとiPhoneを愛用している身としては、やっぱりちょっと気になるトコロ。
 という訳でしばらく見ていました。

 見始めたのは、ちょうど彼がすい臓がんを宣告されたところ。
 心配する知人や家族をよそに、ジョブズ氏はなんと手術を拒否。
 「西洋医学は信用できない! 体を切られるなんて!」
 他にも治すための手段はある、ってんで、彼が始めたのが完全菜食と禅寺での瞑想。
 9ヶ月後の再検査で、ガンの進行が明らかになり、ようやく手術を受けるが、ときすでに遅し・・・

 とまあ、私が見たのはそこまでだったんですが、彼、手術を拒否していたんですねえ。知らなかった。その代わりが野菜ジュースがぶ飲みと瞑想、ってマジか・・・

 若いころヒッピー文化に傾倒していて、それが「西洋医学」に対する不信につながったみたいなことを番組で言ってましたけど、私がモノゴコロついたときにはヒッピーなんてもうヒの字も残っていなかったので、いまいちピンと来ません。
 えーと、ヒッピー、ヒッピー・・・ 

wikipediaより引用

ヒッピー(英: Hippie)とは、伝統・制度などの既成の価値観に縛られた社会生活を否定することを信条とし、また、自然への回帰を提唱する人々の総称。1960年代後半に、おもにアメリカの若者の間で生まれたムーブメントで、のちに世界中に広まった。彼らは基本的に自然と愛と平和と芸術と自由を愛していると述べている。

 うーん、自然回帰と菜食主義って、あんまり関係ないような気がするんだけど、やっぱ分かんないや。東洋思想や宗教からのつながりですかねえ。
 まあとりあえず、少なくとも西洋医学の否定につながりそうな思想だというのは分かりました。

 文化的思想的背景から手術を拒否する、まではいいとして(って、家族や友人にとってはちっとも良くないけど)、彼の一連の行動は「他の方法でも治癒できる」と本気で信じていたフシがあります(※1)。でなきゃ、最初から手術をうけるか、最後まで拒否るかのどっちかですよね。

 コンピュータという、テクノロジーのかたまりのようなもので一時代を築いた人物が、医学を否定して他のものに走る(しかも効果があると信じて)というのは、なんとも物悲しいものがあります。
 ナニを選択したらどんな結果になるのか、きちんと把握をした上で選択の自由を行使できる、そんな社会であってほしいなあ、と感じたエピソードでした。
 ってか、こちらでも書いことたけど、正しい認識(少なくともその時点で妥当とされている知見に対する認識)が前提になってなきゃ、選択の自由なんて言えないよねえ。

<注釈>
※1
 治療ではなく、予防としてならまだ分かるんですけど。

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