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2012年11月

NHKスペシャルでがんワクチンが取り上げられていた

 一昨年のことですが、知り合いのお父様がガンで亡くなりました。
 発見されたときには末期で、少しでも延命を目指して副作用の大きい治療を選択するのか、痛みの緩和を重視した治療を選択するのか、大きな葛藤があったそうです。
 最終的にはご本人の希望を尊重し、ペインコントロールしながら自宅で生活を続け、最期は家族にみとられました。
 
「父にいい加減な民間療法を勧めてくる人たちに憎しみを抱いたことがある」
 普段は穏やかなその知り合いは、語気を強めてそう言いました。
「善意なのは分かるから何も言わなかったけれど、それでも自分の気持ちを抑えられなくなりそうなことが何度かあった」と。
 知り合いは、そしてお父様はそのような民間療法を選択することはなく、通常の医療を受けながら家族との充実した時間を大切に過ごされ、その選択を後悔しなかったとのことです。
 しかし、生死の狭間にたたされて、誰もが冷静な判断ができるわけではありません。
 ワラにもすがりたい患者さんを惑わせ、判断を狂わせるような怪しい情報に対しては、社会として批判の声を挙げていくことが重要だと思っています。
 
 NHKスペシャルで、がんワクチンの特集が組まれていました(※1)。
 ネットで「がん」「ワクチン」で検索すると、怪しいものがちらほら混じっていたりするのですが、この番組で紹介されていたものはきちんとした治験を実施している、少なくとも手続き上はきちんとしたものです(効果は現在のところまだ明らかではありません)。
 手術、放射線治療、化学療法に続く第4の治療法として期待されているとのことで、有望なものについては一刻も早く治療法が確立され、多くのかた達の支えになって欲しいと願わずにはいられません。

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カテゴリー分けを見直してみた

 共通のテーマで記事を絞り込むときにとっても便利なカテゴリー分けなんですが、私はどうも、このカテゴリーの設定がヘタッピです(´・ω・`)

 カテゴリー分けがヘタ、というよりは、テーマに沿って一貫した記事が書けてない、文章力の問題の方が大きいのかも知れませんが、200近い記事を書いていても、なかなか上達できないもんですねえ・・・
 ともあれ、最近は個別の事例について記事を書くことが多くなっているので、それに合わせて、「ホメオパシー」「水からの伝言」など、具体的なカテゴリーを追加して、各記事を再設定しました。ちょっとは分かりやすくなっているといいんですけど(^-^;
 そのうちまた見直すかも知れませんが、当面は様子を見てみたいと思います。
<すぐに追記>
 と、思ったら、なんかうまく機能していないみたい(汗)
 近々にもっかい見直します。
<2012/11/20追記>
 大丈夫でした( ^ω^ )

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続々と「隠された事実」が見つかることに、そろそろ疑問を感じてもいいのでは。

 NATROMさんが突っ込みを入れていたこちらのネタが・・・かどうかは、実際に読んでいないので断定できないけれど、武田邦彦さんがタバコの害に関する本をお出しになったようです。
 
 
 amazonの内容紹介を見てみると・・・
 
感情論に振り回されていると、真実が見えなくなることがある。
「禁煙すると肺がんが増える」。
これは誤植ではない。この40年でタバコを吸う人の数は2分の1に減ったのに、肺がんになる人は5倍に増えたのである。(本文より)
 
ってことで、主張の内容はさらに進化している模様(※1)。
 
 
<注釈>
※1
 

Bandicam_20120317_093433389

 

この円グラフで赤く塗ってあるところが男性の「喫煙者の肺がん」です.一見して「なるほど、タバコを吸うと肺がんになる」と思いがちですが、この研究は約10年間にわたって行われ2007年に発表されていますから、おおよそ2000年ぐらいを中心に調査されたものです。
 
「タバコを吸うと肺がんになる」と言っている人は「喫煙している時期が20年ぐらい前」と言っていますから1980年ぐらいの喫煙率がこれと対比されます。1980年の男性の喫煙率は70%ですから、この69.2%という数字は、実は「タバコを吸っても吸わなくても肺がんは同じ」ということなのです。
 
 8ヶ月前の記事は「吸っても吸わなくても同じ」だったのに、本の内容紹介では「禁煙すると増える」になってます。
 BLOGOSの記事はネタ元とかが分からない状態で、ただポンと円グラフだけが載せられています。
 一般に認識されていることとあまりにかけ離れているので、そのまま鵜呑みにする人は多くないだろうけれど、他の似たような情報とあわせ技で「やっぱりそうなんだ! しかも大学教授のお墨付きだ!」なんて思っちゃう人はいるかも(タバコ吸っている人とか、特に)。
 こういうのに対するツッコミが、探せば見つかるっていうのはありがたいことですねえ。
 
 アマゾンの書評はまっぷたつに割れててある意味象徴的。

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理想はたいてい理想的なもので

<2012/12/15 追記>
 コメント欄にて、anonymousさんから以下のようなご指摘をいただきました。
 
本文中に掲載されているジャパンホメオパシーユーザーグループへのリンクに関してなのですが、
手持ちのウィルスバスターから、
「リンク先のページにて悪意のあるプログラム又はオンライン詐欺が確認されている」
という内容の警告がされます。
 
 オンラインのサイト診断では特に何も発見されず、私のPCでも警告は出ておりませんが、閲覧の際はご留意ください。
 
 anonymousさん、情報のご提供ありがとうございました。
<追記終わり>
 
 こんなページを見つけました。
 まだ作成中のサイトで、かつ更新は今年のあたまで止まっていますが。
 
 いま存在している各団体とは違う、一般のホメオパシー利用者達の、草の根のコミュニティ、という位置づけのようです。
 ちょっと内容をご紹介。

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