« 2013年3月 | トップページ | 2013年5月 »

2013年4月

結局のところ、流派の争い以上のものにはならないようで

 日本ホメオパシー医学協会(以下JPHMA)発行のホメオパシー新聞4月13日号に、LIGAと呼ばれるホメオパシー関連団体に対して抗議した件が掲載されていました。
 
 LIGAの年次大会に関するニュースレターで、日本ホメオパシー医学会(以下JPSH)の理事である「R子」さんという方がお書きになった発表記事の内容が事実と異なる、というものでした。発表内容は「ビタミンK不投与事件」に関するものです。
 
 以下、とばしとばし引用してみます。ポイントのみ取り上げますので、全文はリンク先をご覧ください。

続きを読む "結局のところ、流派の争い以上のものにはならないようで"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

血液型くん! 雑感

 せっかく見られる地域に住んでいるので、初回を見てみました。

 個人的な感想を先に書いておくと、んー、なんかよくわかりませんでした(爆) 正直、血液型うんうんを抜きにして、何が面白いのか分かんない。
 たぶん「知っているひと」向けのアニメなんだろうと思います。各血液型のステレオタイプがかなり誇張・デフォルメされて描写されていて、「知っているひと」にとっては「ああっ、あるある!」的なヨロコビを感じられるんじゃないかな。
 いわゆる「楽屋オチ」的な。
 
 逆に言うと、こういう(お約束を前提にした)コミックやアニメがふつうに成り立つ程度には、血液型に関する迷信が浸透しているということを如実に表していますね。飲み会では、たいてい話題で出てくるもんなあ・・・
 
<ABO FANさんの反応は?>
 このアニメ(コミック)は血液型の、いわゆるステレオタイプを誇張することで笑い・共感を得ようとしているもので、「血液型占いと血液型性格判断は違う!」という信念をお持ちのABO FANさんは、さぞ苦々しい思いで受け止めていらっしゃるんだろうなあ、と思って(いや、思わずに)ブログを拝見したら、こんな感じ。
 
4月7日にスタートしました。
TOKYO MX 毎週日曜 22:27-22:29です。
残念ながら関東ローカルですが…。
アドレスは次の通りです。
http://ketsuekigatakun.com/
 
 シンプルに、肯定も否定も無く、淡々と情報提供。
 情報提供する、という行為そのものが持つ意味合いや、(他の発言と照らし合わせた場合に)周りにどんな印象を与えるか、についてはあまり気になさっておられないご様子。まあ、いつも通りか。
 
<無邪気な善意の人にどう対処するべきか>
 原作のコミックを読んだことはありませんが、アニメから伝わってきたのは無邪気さでした。
 血液型と性格の関係は既に疑うべくもない前提としてあって、それを面白おかしいネタとしてどう料理するかだけに専念している印象。
 こういった無邪気なコミックやアニメから、さらにそういう人が拡大再生産される訳で、それにどう対処していくのかを考えていかなければならない、血液型性格判断はもう、そういうフェーズに入っているんでしょうね。・・って、いまさらすぎな感想ですけど、こうやって折にふれて思い知らされる訳です(^-^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

期待が大きいからこその批判でもあるわけで

 横浜市にある日本新聞博物館で、企画展「再生への道-地元紙が伝える東日本大震災」が開催されているので、行ってきました。

 私は情けないことに、ニュースで流れる震災の映像、特に動画はいまだに直視することができません。

 でもコレは、日本人として受け止めなくちゃいけない出来事なんだという思いは常にあります。こうやってちょっとずつでも情報に接していって、いろいろなことを考えるきっかけにしていきたいと思います。

 展示内容はとてもシンプルで、新聞記事、そして報道写真が日付順に並べられているものです(今回の震災だけでなく、過去の災害に際して発行された古い新聞も展示されています)。新聞は地震の翌日から発行されていました。命の危険にさらされ、余震におびえ、明日も分からない状況の中で、たとえつらい内容だったとしても、日々届けられる情報は、どれほど人々を勇気づけたことでしょうか。

 単に情報というだけでなく、新聞が届けられるという事実、自分たちが社会とつながっているんだ、社会はこの災害に対応するために活動しているんだと感じられること自体が、大きな心の支えになったに違いありません。

 自らも被災し、設備や建屋も破損し、身の安全すらままならない中、取材をし、記事を書き、発行し、そして人々に送り続けたマスコミのかたたちの努力と熱意と使命感にも心を打たれました。

 最近何かと批判・非難されることが多いマスコミですが、やっぱりその社会的役割はとても大きいものだし、その役割を果たすために高いモラールをもって取り組んでいるかたたちも多いのだろうと思います。批判するべきところは批判するにしても、評価するべきところはきっちりと評価することで、マスコミの、そして私たち自身の意識と行動のさらなる改善につなげていければいいな、と感じた展示会でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年3月 | トップページ | 2013年5月 »