期待が大きいからこその批判でもあるわけで

 横浜市にある日本新聞博物館で、企画展「再生への道-地元紙が伝える東日本大震災」が開催されているので、行ってきました。

 私は情けないことに、ニュースで流れる震災の映像、特に動画はいまだに直視することができません。

 でもコレは、日本人として受け止めなくちゃいけない出来事なんだという思いは常にあります。こうやってちょっとずつでも情報に接していって、いろいろなことを考えるきっかけにしていきたいと思います。

 展示内容はとてもシンプルで、新聞記事、そして報道写真が日付順に並べられているものです(今回の震災だけでなく、過去の災害に際して発行された古い新聞も展示されています)。新聞は地震の翌日から発行されていました。命の危険にさらされ、余震におびえ、明日も分からない状況の中で、たとえつらい内容だったとしても、日々届けられる情報は、どれほど人々を勇気づけたことでしょうか。

 単に情報というだけでなく、新聞が届けられるという事実、自分たちが社会とつながっているんだ、社会はこの災害に対応するために活動しているんだと感じられること自体が、大きな心の支えになったに違いありません。

 自らも被災し、設備や建屋も破損し、身の安全すらままならない中、取材をし、記事を書き、発行し、そして人々に送り続けたマスコミのかたたちの努力と熱意と使命感にも心を打たれました。

 最近何かと批判・非難されることが多いマスコミですが、やっぱりその社会的役割はとても大きいものだし、その役割を果たすために高いモラールをもって取り組んでいるかたたちも多いのだろうと思います。批判するべきところは批判するにしても、評価するべきところはきっちりと評価することで、マスコミの、そして私たち自身の意識と行動のさらなる改善につなげていければいいな、と感じた展示会でした。

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違和感

YOMIURI ONLINEでこんな記事を見つけました。
 
 東日本大震災の津波に耐えながら、海水で枯死した岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」の幹部分(約14メートル)の復元作業が、兵庫県たつの市で進んでいる。
 芯の部分をカーボンファイバー(炭素繊維)で強化した幹の表面に、防腐剤を施した樹皮を貼り付ける作業が22日、報道陣に公開された=写真、加藤学撮影=。枯死した一本松は復興のシンボルとして残すため、根元、幹、枝葉に分割され、全国各地で復元に向けた作業が続いている。復元された幹は28日に陸前高田市に運ばれ、3月2日に現地で根元と接合される。11日には枝葉の部分も据え付ける予定という。
 幹の復元を進める「カドコーポレーション」(たつの市)の倉谷泰成社長(39)は「住民の復興への活力につながれば」と話した。
(2013年2月23日10時54分  読売新聞)
 
 いろいろなところでニュースになっていますが、疑問の声を併せて伝える記事も多いようです。
 
J-CASTニュースより
 
  巨大津波に耐えた岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」が、1億5000万円をかけて保存工事が行われることになり、ネット上で論議になっている。
 
(中略)
 
「石碑やレリーフなどで代用できる」
保存は本当に必要?
   その姿は、市民に勇気を与え、復興のシンボルともされた。ところが、地震による地盤沈下で、海水が土壌にしみ込んで塩分が多すぎる状態となり、一本松は徐々に衰弱が進んで枯死と診断された。
   これに対し、陸前高田市は、一本松の保存に乗り出すことを決め、2012年9月12日から工事に着手することになった。作業では、高さが27メートルもある一本松を根元から切り倒し、幹を5分割して、その芯をくり抜く。そして、防腐処理をしたうえで、金属製の心棒を幹に通してモニュメントにする。震災2周年の節目になる13年3月11日には、元の場所でお披露目したい考えだ。
 
(中略)
 
   とはいえ、ネット上では、被災者が未だに避難生活を続けている中で、一本松の保存に多額のお金を投じることに疑問の声が多い。
   「さすがに高すぎだろ…」「もっと他に金をかけるとこがあるのでは?」といったものや、石碑やレリーフなどで代用できるのではないかという意見も多かった。また、一本松の接ぎ木で苗が育てられていることから、こうした試みで十分ではとの声もあった。もっとも、「観光のシンボルにして町興ししようとしてるんだろう」などと理解する向きはある。
 
 
 大津波の中、ゆいいつ残った「奇跡の一本松」。
 その姿に、たしかに慰めや勇気をもらったかたも大勢いたのではないでしょうか。
 けれど、このニュースには違和感を感じた人が多くいる。
 って言ってる私も違和感を感じたひとりなんですが、「なぜ違和感を感じたんだろう」っていうのを、ちょっと考えてみました。
 
 最初に「奇跡」と表現が使われたとき、そこには「生き残った」という意味が込められていたのだろうと思います。
 ところがその後、立ち枯れてしまったことが分かったときにその意味が若干変容してしまったようです。もちろん、あの津波に流されず残っただけでも凄いことで、それを何らかの形で保存し、伝えたいと思うこと自体はおかしくないでしょうし、それが人々に希望を与えるものであれば、「伝えよう」とする行為自体は十分有意義なものかと思います。
 でもそれなら、リンク先に書かれている通り、枯れた松をくりぬいて炭素繊維のパイプを入れたり、シリコーンで型取りしたり、樹皮を防腐処理して貼り付けたりしてまで、姿かたちを残す意味はあまり無いかも知れません(記念碑とかと同程度のコストでできるならともかく)。
 
 一方で、もともとの意味、つまり「奇跡」=「生き残ったこと」と捉えている人から見ると、枯れてしまったにもかかわらず姿だけを模倣する行為は欺瞞に写るんじゃないかな。
 「無意味」と感じるか、「欺瞞」と感じるか。どちらにしろ、ネガティブな意見が少なからず聞こえてくる理由は、「生前の松の姿を模倣する」という行為自体の意味がうまく共有できないところにありそうです。
 
 この違和感はたとえば、ペットが死んだときにクローンを作る剥製を作るなどという行為に感じる思いにほど近いものと感じました。
 
 亡くなったペットを偲ぶためならクローン・剥製である必要は無いし、ペットの生き返りを望むならクローン・剥製は、単なる代償行為でしかありません。
 私たちのペットに対する思いは、一緒に体験した様々な出来事、「過去」の思い出と結びついているものであって、外見に結びついているわけではないですよね。
 なのに姿形だけを切り取って、もう二度と思い出に変わることの無い見せかけの「今」を維持することになんの意味があるのか、と思ってしまうのです(クローンの場合、新しい思い出が積み重なっていくかも知れません。でもそれ、新しくペットを飼うのと同質ですよね)。
 
 亡くなったペットの写真を眺めたり、思い出話をすることには違和感を感じないのに、クローンを作ったり、剥製にしたりといった行為には違和感を感じる理由って、こんなトコロじゃないかと思います。
 ペットの剥製化は、ペットと過ごしたかけがえの無い思い出とはリンクしません。
 そして、枯れてしまった「奇跡の一本松」のサイボーグ化は、「奇跡」というキーワードとリンクしないんですよね。
 
 コレが例えば7万本の松林を復活させる何らかの活動と結びつけた形で、その象徴としてアピールされていれば、つまり別の意味付けがされていれば、感じる違和感はもっと小さかったのかも知れませんね。

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慣れているほど気づかない

 なんとなく、ゼノンのパラドクスを連想した。
 
kikulog様の新しい記事。
 
 
 詳細はリンク先のとっても分かりやすい説明を読んでいただくとして、こーいうのに詳しい人なら、
 
放射線の強さは距離の2乗に反比例します。
 
っていうのは知ってるんだろうし、そうじゃなくても「離れるほど弱くなる(近づけば近づくほど強くなる)」って、フツーに考える事ですよね。
 でも、どんなに近づいても、もともと出ている以上の量の放射線を浴びるコトは無い、ってのも(こうやって言葉にしてしまえば)当たり前の事に感じます。
 
 しかし、「放射線の強さは距離の2乗に反比例します」ってのを杓子定規に、絶対的に考えてしまうと、線源との距離がゼロになったときに、放射線の強さは必ず無限大になってしまいますよね。だって距離は、数字の上ではどこまででも割っていけますから。
 
 ただ、「距離の2乗(表面積)に反比例する」っていう表現があまりにも分かりやすすぎて、ついつい絶対的に扱ってしまうって言うのも、気持ち的には分かることです。
 
 物理学、科学で出てくる数式って、しばしば印象的なくらいシンプルですよね。有名なのはやっぱりE=MC^2 でしょうか。
 私が個人的に覚えているのはボイル=シャルルの法則です。
 学校で習ったんだか、会社に入ってからだったかもう忘れちゃいましたが、こんな式。
 
PV=nRT
 P:圧力
 V:体積
 n:物質量
 R:気体定数
 T:絶対温度
 
 んで、なんで印象に残っているかって言うと、気体の体積と圧力と温度の関係が、すごくシンプルに表されているからです。例えば、
「圧力が一定なら、温度が2倍になったときに体積も2倍になる」
「体積が一定なら、温度が2倍になったときに圧力も2倍になる」
「温度が一定なら、体積が2倍になったときに圧力は半分になる」
 
 おおっ、こんなにシンプルな関係なのか!! って思いました。初めて聞いたときに、誇張ではなくちょっと感動しました。
 でもこれ、「理想気体」で成り立つ式で、実際の気体ではこの式通りにはならないんですよね。原子・分子の大きさだとか、分子間力だとかが考慮されていないんです(詳しい説明がこちらにありました)。
 
 完全に一致しないとしても、もちろん有用です。ただ、絶対的なモノとして考えてしまうと、場合によっては実際と大きくずれてしまうコトもあるわけです。
 
 シンプルで分かりやすい考え方、普段からよく利用している数式、応用のきく原理などは、あるときフッと、無意識に適用範囲を逸脱してしまうこと、ありそうです。
 「センス」「リテラシー」などと表現するとちょっと違うかも知れませんが、適切なタイミングで自省できるかどうかが、わずかな、しかし重要な違いとなって表れるのかも。

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商品はふつうなのだけど

 遅ればせながら(^-^; あけましておめでとうございます。

 今年もよろしくお願いいたします。
 
 さて、お正月は実家に帰ってのんべんだらりとしていたんですが、近所の商店街をぶらぶらしていたら、「塩まくら」を発見しました。
 節電で塩まくら、みたいなのは聞いたコトあったんですが、そのお店のPOPには「東洋医学で健康にうんたらかんたら」みたいなうたい文句が書かれていて、ちょっとんん? ってなったんで、調べてみることに。

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質量分析法について調べてみた

 「オオマサガスまとめ」のコメント欄で、土屋教授による分析について教えていただいたので、ちょっと調べてみました。
 
 掲載されているデータは質量スペクトルですね。その装置は、オオマサガスをイオン化して、電気的な制御をもってしてそのガスの質量を調べる装置です。
 
 「質量分析」って単語は聞いた事があったので、コレをキーワードにして検索してみました。

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NHKスペシャルでがんワクチンが取り上げられていた

 一昨年のことですが、知り合いのお父様がガンで亡くなりました。
 発見されたときには末期で、少しでも延命を目指して副作用の大きい治療を選択するのか、痛みの緩和を重視した治療を選択するのか、大きな葛藤があったそうです。
 最終的にはご本人の希望を尊重し、ペインコントロールしながら自宅で生活を続け、最期は家族にみとられました。
 
「父にいい加減な民間療法を勧めてくる人たちに憎しみを抱いたことがある」
 普段は穏やかなその知り合いは、語気を強めてそう言いました。
「善意なのは分かるから何も言わなかったけれど、それでも自分の気持ちを抑えられなくなりそうなことが何度かあった」と。
 知り合いは、そしてお父様はそのような民間療法を選択することはなく、通常の医療を受けながら家族との充実した時間を大切に過ごされ、その選択を後悔しなかったとのことです。
 しかし、生死の狭間にたたされて、誰もが冷静な判断ができるわけではありません。
 ワラにもすがりたい患者さんを惑わせ、判断を狂わせるような怪しい情報に対しては、社会として批判の声を挙げていくことが重要だと思っています。
 
 NHKスペシャルで、がんワクチンの特集が組まれていました(※1)。
 ネットで「がん」「ワクチン」で検索すると、怪しいものがちらほら混じっていたりするのですが、この番組で紹介されていたものはきちんとした治験を実施している、少なくとも手続き上はきちんとしたものです(効果は現在のところまだ明らかではありません)。
 手術、放射線治療、化学療法に続く第4の治療法として期待されているとのことで、有望なものについては一刻も早く治療法が確立され、多くのかた達の支えになって欲しいと願わずにはいられません。

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理想はたいてい理想的なもので

<2012/12/15 追記>
 コメント欄にて、anonymousさんから以下のようなご指摘をいただきました。
 
本文中に掲載されているジャパンホメオパシーユーザーグループへのリンクに関してなのですが、
手持ちのウィルスバスターから、
「リンク先のページにて悪意のあるプログラム又はオンライン詐欺が確認されている」
という内容の警告がされます。
 
 オンラインのサイト診断では特に何も発見されず、私のPCでも警告は出ておりませんが、閲覧の際はご留意ください。
 
 anonymousさん、情報のご提供ありがとうございました。
<追記終わり>
 
 こんなページを見つけました。
 まだ作成中のサイトで、かつ更新は今年のあたまで止まっていますが。
 
 いま存在している各団体とは違う、一般のホメオパシー利用者達の、草の根のコミュニティ、という位置づけのようです。
 ちょっと内容をご紹介。

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社会的な評価は科学的妥当性を担保しない、ということ

 オオマサガスをめぐるやり取りについてもうちょっと言及。

<コメント欄でやり取りのあったエントリ>
永久機関じゃないから恥ずかしくないもん!

<関連エントリ>
(昨日の続き)ホントに永久機関じゃないかどうか確認してみた
オオマサガスまとめ

 あのコメント欄でのやり取りは、一見するとオオマサガスの科学的な妥当性についての争いに見えるかもしれません。でも実のところ、彼の人のコメントは、私の発言の信頼性を失わせるため、そしてオオマサガスの有望性を、実態とは無関係により大きく見せかけるための、多分に政治的なモノでした。
 他の場所ではこんな書き込みがされていたりとか。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2092/1313082575/l50

 まあ、うちは影響のほとんどない弱小ブログだからどうでもいいんですがw このようなネガティブキャンペーンが少なからずインパクトを与えるケースもあるでしょうねえ。
 ところで私の文章って、本文とコメント欄とでそんなに違う印象を受けるでしょうか? ただ単に相手に合わせているだけじゃん。
 ホメオパシー関連の記事なんか、結構きつく書いています。
 んで、今回のコメントのやり取りも、相手に合わせた相応なモノでしょ。どんな相手に対しても聖人君子な対応ってのは、ワタシにゃ無理ですしするツモリもないです。

 それはさておき。

 こーいうヒトたちの考えていることってよくわからないトコロがあります。

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考慮したのは季節風だけ

 あまりにもスゴかったのでリンク。

ロケットニュース24
画像加工ソフトで描かれた瓦礫の『放射能拡散予想図』が物議! 作者「数値的根拠ない」

この地図をネット上に公開したのは、イラストレーターで著作家の大内正伸氏。雑誌でも連載を持つ大内氏は、試験焼却の始まった当日に「瓦礫焼却による放射能拡散予想図(季節風を考慮)」(Twitterより引用)をTwitterに投稿した。

その後に他のユーザーに「この資料は、どこが予想した図でしょうか。拝見してショックを受けています」と質問されると、「私がグーグルマップとフォトショップを使って「おそらくこんな感じだろう・・・」と作図したものです。数値的な根拠はありません」(Twitterより引用)と返答している。

 大元のTwitterの記事はこちら。

北九州、瓦礫焼却による放射能拡散予想図(季節風を考慮)。

 「根拠はありません(キリッ」 っていうのは、正直といえば正直ですけど、人から聞かれる前に書いておいたほうが良かったかも。 っていうか、そもそも公開しないほうが良かったかも。

 自分の行為が社会的にどんな悪影響をおよぼすのか、とか、自身の(ひいては反対派の)信頼がどれだけ損なわれるか、とか、季節風以前にもっといろいろ考慮しなきゃいけないコトがあったでしょうにねえ。

 図だけが勝手に独り歩きして悪影響を及ぼしそうで、嫌だなあ。

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基準値の◯倍

 利根川水系で、基準値を超えるホルムアルデヒドが検出された、というニュースをNHKで見ていたんですが、なんか違和感。

 なんだろう、なんだろうと思っていたら、「基準値の◯倍」という表現が使われていなかったことに気が付きました。

 この表現に意味は無いのではないか、みたいなことは時々言われますけど、使われなくなっただけで違和感を感じるっていうのは、逆に言えば今までどれだけ当たり前になっていたか、と言うことの裏返しですね(^-^;

 代わりに使われていたのは、具体的な数字ではなく、「健康には影響はない」という表現。
 全マスコミでなにか申し合わせでもあったのかと思いましたが、調べてみると出るところには出ていて(※1)、今回のは基準値の3倍だったそうです。これだったら、確かにまったく問題ないレベルかな。
 ただねえ・・・

 たぶん、無用な混乱やパニックを抑えたい、との思いから出ている工夫だろうと思います。
 でもそれなら、情報の出し方を工夫したり、基準値に対する正しい理解を促していったりするのが正道で、数字自体を伏せるというのは、なんとなく後退のように感じちゃうのでした。
 ま、口で言うのはカンタンで、実際には正しい理解なんて絵に描いたモチかも知んない。風評被害の深刻さも分かります。
 けど「知る権利」って、マスコミ自身が標榜する、マスコミの存在意義じゃないんですかねえ。


<注釈>
※1
 東京新聞の記事より引用。

 ホルムアルデヒド 利根川支流域 汚染源かhttp://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012051990135316.html

 利根川水系から取水する首都圏の浄水場の水道水から有害物質ホルムアルデヒドが検出された問題で、群馬県は十九日、千代田町の東部地域水道浄水場で国の水質基準(一リットル中〇・〇八ミリグラム)を超える〇・〇九八ミリグラムを検出し、取水を一時停止したと発表した。取水停止は、再開済みも含め千葉、埼玉、群馬の三県に拡大。埼玉県は水質調査から、群馬県高崎市付近の烏川流域に汚染源がある可能性を指摘した。 

 東部地域水道浄水場は十九日朝に取水を再開した。千葉県では北千葉浄水場(流山市)の上流約十五キロ地点で同日早朝、国基準の三倍に当たる〇・二四六ミリグラムを検出。このため同浄水場は十八日夜の取水停止後、十九日未明にいったん再開したが、再び止めている。

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